# 5. MIDI 2.0 最小互換性要件
MIDI 2.0に対応していると主張する機器は、下記のAまたはBのいずれか、またはAとB の両方を実装する必要がある。
A. MIDI-CI(※1) として、MIDI-CI Discovery機能に加えて、下記のいずれか1つ以上の機能を実装していること。
MIDI-CI Profile Configurationメッセージによってコントロール可能な 1 つ以上のProfileを実装する。
MIDI-CI Property ExchangeメッセージによってPropertyデータのやりとりを行う。
MIDI-CI Process InquiryメッセージによってProcess Inquiryのやりとりを行う。
B. UMP データ フォーマット(※2) は、Discoveryメカニズムに加えて、下記のいずれか1つ以上の機能を実装していること。
Universal MIDI Packet (UMP) Format and MIDI 2.0 Protocol規格で定義されているMIDI 2.0 チャンネル・ボイス・メッセージ。
Universal MIDI Packet (UMP) Format and MIDI 2.0 Protocol規格で定義されているJitter Reduction Timestamp。
Universal MIDI Packet (UMP) Format and MIDI 2.0 Protocol規格で定義されているSystem Exclusive 8。
Universal MIDI Packet (UMP) Format and MIDI 2.0 Protocol規格で定義されているMixed Data Set。
※1 : このMIDI-CIに関する最小要件のリストを実装するためには「M2-101-UM MIDI Capability Inquiry(MIDI-CI) バージョン1.2 仕様」参照のこと。
※2 : UMP および MIDI 2.0 Protcol v1.1 では、UMP Endpoint Discoveryメカニズムのサポートが必須。このUMPフォーマットの最小要件のリストを実装するためには「M2-104-UM UMP and MIDI 2.0 Protocol バージョン1.1 仕様」を参照。